西阪 仰 業績一覧

December 17, 2006
PUBLICATIONS IN ENGLISH

以下は、出版された全業績のリストです(ただし、科学研究費の報告書や、学会の予稿など、発行形態・部数が著しく限定されているものは含まれていません)。



  1. 印刷中 『分散する身体: エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』勁草書房。
  2. 2001 『心と行為: エスノメソドロジーの視点』 岩波書店
  3. 2000 (上野直樹・西阪仰 著) 『インタラクション: 人工知能と心』 大修館書店
  4. 1999 (好井裕明・山田富秋・西阪仰 編) 『会話分析への招待』 世界思想社
  5. 1997 『相互行為分析という視点: 文化と心の社会学的記述』 金子書房
  6. 1997 (山崎敬一・西阪仰 編)『語る身体・見る身体』ハーベスト社

論文

  1. 予 定(西阪仰・川島理恵)「曖昧さのない質問を行なうこと: 相互行為のなかの情報収集」田中耕一・荻野昌弘編『社会調査と権力』世界思想社。
  2. 予 定「心の社会論理: エスノメソドロジー的相互行為分析」田島信元編『朝倉心理学講座11巻 文化心理学』朝倉書店。
  3. 2006 What to learn: The embodied structure of the environment. Research on Language and Social Interaction 39 (2): 119-154.
  4. 2006「関係の中の電話/電話の中の関係」山崎敬一編『モバイル・コミュニケーション』大修館書店 (pp. 45-56)。
  5. 2005「複数の発話順番にまたがる文の構築: プラクティスとしての文法U」串田秀也・定延利之・伝康晴編『文と発話』ひつじ書房(pp. 63-90)。
  6. 2005「語句の配置と行為の連鎖: プラクティスとしての文法」片桐恭弘・片岡邦芳編『講座 社会言語科学 第6巻 社会・行動システム』ひつじ書房(pp. 176-201)。
  7. 2005「分散する文: 相互行為としての文法」『言語』34(4): 40-44。
  8. 2004 「電話の会話分析: 日本語の電話の開始」山崎敬一編『実践エスノメソドロジー入門』有斐閣 (pp. 113-129)。
  9. 2003 Imagination in action. Theory & Psychology 13: 177-207.
  10. 2003 「相互行為としての『伝聞』」『言語』32 (7): 62-69。
  11. 2001 「心的イメージはどのくらい心的か: 心的イメージの社会的組織」足立・渡辺・石川・月本編『心とは何か: 心理学と諸科学の対話』北大路書房。
  12. 2001 「数量化の実践:『よい』記録の組織上の『よい』理由」船津衛編『アメリカ社会学の射程』恒星社厚生閣。
  13. 2001 「視覚の『無視された状況』」上野直樹編『状況のインターフェイス』金子書房。
  14. 2000 「ガーフィンケルのエスノメソドロジー・プログラム」『情況』11 (7): 38-50。
  15. 2000 「一つの社会科学の考え方: 経験的データをもちいた概念分析としての相互行為分析」『理論と方法』15 (1): 61-74。
  16. 2000 Seeing what one sees: perception, emotion and activity. Mind, Culture and Activity 7: 105-123.
  17. 2000 The neglected situation of vision in experimental psychology. Theory & Psychology 10: 579-604.
  18. 2000 「相互行為のなかの認識」『文化と社会』2: 149-175。
  19. 1999 「会話分析の練習: 相互行為の資源としての言いよどみ」好井裕明・山田富秋・西阪仰編『会話分析への招待』世界思想社。
  20. 1999 Doing interpreting within interaction. Human Studies 22: 235-251.
  21. 1998 「概念分析とエスノメソドロジー」山田富秋・好井裕明編『エスノメソドロジーの想像力』せりか書房。
  22. 1997 「プログラム・相互行為・リフレキシヴィティ: サッチマンとウィノグラードの論争によせて」『明治学院論叢』
  23. 1997 「会話分析になにがてきるか: 『社会秩序の問題』をめぐって」奥村隆編『社会学になにができるか』八千代出版。
  24. 1997 「秩序は逸脱する: 社会システムはどんなシステムか」『大航海』16。
  25. 1997 「語る身体・見る身体」山崎敬一・西阪仰編『語る身体・見る身体』ハーベスト社。
  26. 1997 「間身体的関係としての物事」茂呂雄二編『対話と知』新曜社。
  27. 1996 「対話の社会組織」『言語』25 (1): 40-47.
  28. 1996 「社会現象としての言語=記号: ふたたび異文化間コミュニケーションについて」『明治学院論叢』574: 21-67.
  29. 1996 「エスノメソドロジーという技法」栗田宣義編『メソッド/社会学』川島書店。
  30. 1996 「相互行為のなかの非対称性」井上俊・上野千鶴子・大澤真幸・見田宗介・吉見俊哉編『岩波講座 現代社会学 第16巻』岩波書店。
  31. 1996 「自然な人工物」『認知科学』3-2: 50-61.
  32. 1996 「差別の語法: 「問題」の相互行為的達成」栗原彬編『講座 差別の社会学 第1巻』弘文堂。
  33. 1995 「関連性理論の限界」『言語』24 (4): 64-72.
  34. 1995 「連載〈会話をフィールドにした男〉サックスのアイデア」『言語』24 (7-12)((1)「順番取りシステム再訪」(2)「物語を語ること」(3)「文の構築」(4)「隣接関係と隣接ペア」(5)「成員カテゴリー」(6)「やりとりのなかのアイデンティティ: ふたたび順番取りシステムへ」).
  35. 1995 「心の透明性と不透明性: 相互行為分析の射程」『社会学評論』182: 2-17.
  36. 1995 The interactive constitution of interculturality: How to be a Japanese with words. Human Studies 18: 301-326.
  37. 1994 「直接知覚・論理文法・身体の配置: 見ることの相互行為的構成」『現代思想』22 (13): 306-316.
  38. 1993 「相互行為(やりとり)のなかの曖昧さ」『言語』 22-3: 54-61.
  39. 1993 「異文化性の社会的構成: たとえば日本人はどうやって日本人になっていくのか」『明治学院論叢』 514: 223-249.
  40. 1993 「実践のなかの理念: 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』はどこまで社会学の模範たりうるか」 佐藤慶幸・那須壽編『危機と再生の社会理論』 マルジュ社。
  41. 1993 Religious faith as a communicative practice: Niklas Luhmann's theory of religion and the discursive accomplishment of indeterminability. International Journal of Japanese Sociology 2: 65-78.
  42. 1992 「参与フレームの身体的組織化」『社会学評論』 169: 58-73.
  43. 1992 (1991aの短縮版)「自由の社会的構成」『法社会学』 44(『法の社会理論と法社会学』): 81-86.
  44. 1992 「エスノメソドロジストはどういうわけで会話分析を行なうようになったか」好井裕明編『エスノメソドロジーの現実: せめぎあう〈生〉と〈常〉』 pp. 23-45, 世界思想社。
  45. 1992 The use of 'power': The discursive organization of powerfulness. Human Studies 15: 129-144.
  46. 1991 「独り言と『ながら言』: 心理療法の社会秩序II」『明治学院論叢』 474: 1-25.
  47. 1990 「コムニオ・サンクトルム: 宗教について」 土方透編『ルーマン/来るべき知』pp. 88-113, 勁草書房。
  48. 1990 「コミュニケーションのパラドクス」 土方透編『ルーマン/来るべき知』 pp. 61-87, 勁草書房。
  49. 1990 「心理療法の社会秩序: セラピーはいかにしてセラピーに作りあげられていくか」『研究所年報』 20: 1-24.
  50. 1989 「行為の説明」『明治学院論叢』 443: 41-78.
  51. 1988 「非公式権力」『理論と方法』 3-2: 49-68.
  52. 1988 「行為出来事の相互行為的構成」『社会学評論』 154: 2-18.
  53. 1987 「合法性信仰の正体」『早稲田大学大学院文学研究科紀要別冊』 14: 73-85.
  54. 1987 「普遍語用論の周縁: 発話行為論とハーバーマス」 藤原保信・三島憲一・木前利秋編『ハーバーマスと現代』 pp. 161-181, 新評論。
  55. 1986 「どうして差別的にふるまえるのか」『社会学年誌』 27: 59-74.
  56. 1985 「意味・行為・行為の連鎖: ハーバマース=ルーマン論争への一視座」『社会学評論』 165: 85-99.
  57. 1984 「論理的に〈行なう〉こと」『社会学年誌』 25: 215-230.

解説・紹介など

  1. 2007 「繰り返して問うことと繰り返して答えること」『研究所年報』37.
  2. 2006 「教育の樹林 相互行為としての学習」『初等教育資料』No. 814 (2006年11月号).
  3. 2006 「反応機会場と連続子」『研究所年報』36.
  4. 2005「ジェスチャー」『新版日本語教育事典』大修館書店。
  5. 2005 「会話の中の演技」『研究所年報』35。
  6. 2004 「見える対象/見えない対象」『研究所年報』34: 225-237。
  7. 2004 「会話分析」『アエラムック 新版社会学がわかる』朝日新聞社
  8. 2004 「心・相互行為・社会学」『心理学ワールド』日本心理学会。
  9. 2003 「参加の構造とモノの対象的性格」『研究所年報』33: 91-101。
  10. 2003 社会言語科学会第10回研究大会ワークショップ報告「会話分析の可能性:『学習』の捉え直し」『社会言語科学』
  11. 2002 「人間と道具の基礎的研究」『研究所年報』32: 71-77。
  12. 2001 「対話」『哲学の木』講談社。
  13. 2000 「コミュニケーションはいかにして可能か」大澤真幸編『社会学の知33』新書館。
  14. 2000 「エスノメソドロジー」『政治学事典』弘文堂。
  15. 2000 「会話分析」『政治学事典』弘文堂。
  16. 1999 「社会問題の語り口について: 山中一郎教授・老川寛教授を送る言葉にかえて」『明治学院論叢』
  17. 1998 「リプライ: 書評[浜日出夫「ラディカリズムの復活」]にこたえて」『現代社会理論研究』8: 264-265。
  18. 1993 「タルコット・パーソンズ」『別冊宝島』4月号。
  19. 1993 「ニクラス・ルーマン」『別冊宝島』4月号。
  20. 1993 「ユルゲン・ハーバーマス」『別冊宝島』4月号。
  21. 1993 「G・H・ミード」『別冊宝島』4月号。
  22. 1993 「アーヴィン・ゴッフマン」『別冊宝島』4月号。
  23. 1993 「ハロルド・ガーフィンケル」『別冊宝島』4月号。
  24. 1990 「名と偶像」『聖書と教会』 288: 26-27.
  25. 1987 「映像と言語」『福音と世界』 42-13: 27-32.
  26. 1986 「ルーマン『複雑性』への解説」 ルーマン(土方昭監訳)『社会システムと時間論』 pp. 260-263, 新泉社。
  27. 1983 「社会学と真理」『早稲田大学大学院文学研究科紀要』24: 273-276.

書評

  1. 2004 J. ガンパーズ『認知と相互行為の社会言語学』、『週刊読書人』2004年7月30日号。
  2. 2003 河野哲也『エコロジカルな心の哲学』、『週間読書人』2003年8月29日号。
  3. 2001 M. ウィリアムズ『ウィトゲンシュタイン、心、意味』、『週刊読書人』2001年4月27日号。
  4. 2001 盛山和夫『権力』、『社会学評論』52 (1): 163-164。
  5. 1998 西原和久『意味の社会学』、『現代社会理論研究』8: 252-256。
  6. 1997 見田宗介『現代社会の理論』、『週刊読書人』1997年1月24日号。
  7. 1995 富永健一『社会学講義』、『産経新聞』1995年5月23日号。
  8. 1992 W・J・オング『声の文化・文字の文化』、『週刊エコノミスト』1992年2月2日号。
  9. 1992 吉田民人『主体と所有構造の理論』、『図書新聞』1992年4月18日号。
  10. 1992 大澤真幸『身体の比較社会学II』、『週刊読書人』1992年12月7日号。
  11. 1991 小畑清剛『言語行為としての判決』、『週刊読書人』1991年11月11日号。
  12. 1990 吉田民人『自己組織性の情報科学』『情報と自己組織性の理論』、『週刊読書人』1990年10月1日号。
  13. 1989 N・ルーマン『宗教社会学』、『週刊読書人』1989年9月4日号。

翻訳

  1. 1998 J・クルター『心の社会的構成』新曜社(原書の第三章・第六章は削除)。
  2. 1991 (清水多吉・木前利秋・波平恒男・西阪仰 訳)J・ハーバーマス『社会科学の論理によせて』国文社。
  3. 1989 (北澤裕・西阪仰 編訳)『日常性の解剖学』マルジュ社(G・サーサス「エスノメソドロジー」、H・ガーフィンケル「日常性の基盤」、H・サックス「会話データの利用可能性」、E・A・シェグロフ+H・サックス「会話はどのように終了されるか」)。
  4. 1986 N・ルーマン「複雑性」土方昭編『社会システムと時間論』新泉社。

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