July 4, 2010
イリノイ大学の林誠(Makoto Hayashi)さんをお招きして,以下の通り日本語会話のデータセッションを行ないます.ご関心のある方の参加をお待ちしております.参加に関する事前の連絡は必要ありませんので,直接会場へお越しください.ただし,各セッションの途中からのご参加は,ご遠慮くださいますようお願いいたします (ご都合による早めの退出はご随意にどうぞ).
日時: 2010年7月30日(金曜日)14時〜18時(2つセッションを行ないます)
プログラム
セッション 1
- 時間: 14:00〜15:50
- データ: 電話による友だちどうしの会話
セッション 2
- 時間: 16:10〜18:00
- データ: 3人の友だちどうしの会話(ビデオ)
このデータセッションは,インフォーマルな雰囲気の集まりで,どなたにも自由活発に発言して頂くことを重視しております.会話分析的アプローチによる日本語データ分析の「練習」を共同で行なうことが目的ですので、下記の点については参加者間の理解の共有を前提とさせていただきます.あらかじめご了承ください.
- あらかじめ決められた特定の現象を観察することを目的とせず,いわゆる "unmotivated observation/listening" の姿勢でセッションに臨む.
- トランスクリプトが「データ」ではないという認識を前提とし,常に録音/録画データを参照しながらセッションをすすめる.
通常,次のような進め方をとることが多いです.
- 提供されたデータ全体にざっと眼を通した後(映像データを見たり音声データを聞くことを含めて),適当な長さのシークエンスを選ぶ.
- 選択したシークエンスの一行ごとの分析を,10〜15分程度各人で行なう.
- 映像/音声データを参照しながら一行ごとの分析全員でを行なう.