September 16, 2000
2000年9月マンチェスター大学のWes Sharrock教授が来日し、東京を中心にワークショップ・講演を行ないました。今回は、東洋大学の池谷のぞみさんが代表をされている科研費プロジェクトと明治学院大学の社会学部付属研究所のプロジェクトとの共同の招聘でした。またEMCA研究会*からの助成もいただきました。
セミナーでは、ウィンチの新解釈を提示した上で、実在論、相対主義、構築主義の基本的考えがいかに概念的混乱にもとづいたものであるかを明らかにしました。京都講演では、現在携わっているエスノグラフィックな研究から、行為とコンテキストの相互彫琢について論じました。東京講演では、クーンのパラダイム論の新しい解釈を提示しました。
日程
3日連続セミナー
- 9月4日(月) 13:30-18:00
"Philosophy and sociology 1: The case of Peter Winch: Concepts and reality"
明治学院大学白金校舎 ヘボン館 #7301
- 9月5日(火) 13:30-18:00
"Philosophy and sociology 2: Realism and constructionism"
東洋大学白山校舎 スカイホール(図書館・研究棟(2号館16F))
- 9月6日(水) 13:30-18:00 ※
"Workplace investigations" [this is a provisional title only]
東洋大学白山校舎 スカイホール(図書館・研究棟(2号館16F))
※ 三日目は情報処理学会との共催です。
京都講演
- 9月7日(木) 15:30〜17:30
"Talk, institutions and organisations"
関西セミナーハウス
東京講演
- 9月9日(土) 14:00-16:00
"The legenday Thomas Kuhn - and the real one: Incommensurablity"
明治学院大学白金校舎 本館10階 大会議室