データの収集: 録音録画、およびその書起し

実際の相互行為の録画もしくは録音,および録画録音した会話の書起し作業を,できるだけ早く開始してください.そのさい,下の注意点によくよく気をつけるようにしてください.不明な点があれば,必ず西阪まで尋ねること.以下,実際に録画・録音の対象となっていただく方のことを「調査参加者」と呼びます.その他,調査のお膳立てを手伝ってくださる方を「調査協力者」と呼びます.両者は一致しないことがしばしばあります.

みなさんにとって,データ収集は,担当教員からの指示にもとづくもので,義務のように感じるられていることでしょう.しかし,みなさんの調査に協力・参加いただく方々の側からすれば,あくまでもみなさんの卒業研究のために,善意で協力しようという方々です.協力者・参加者の方々には,あくまでも,自分が「依頼者」であるということを忘れないように,接してください.調査の対象となっていただく方々の権利とプライバシーを最大限尊重することは,研究する者が最低限守らなければならない倫理です.

1. 録音録画について

録音録画のやり方

調査参加者の募集

依頼と承諾

「依頼」と「承諾」は,調査においては異なるプロセスです.この点に,まずは注意してください.

2. トランスクリプション

一般的な注意

テープから直接起こす場合

(現在は,この方法をもちいることはほとんどありません.))

パソコンを用いる場合

データの管理


最終更新日: 4/8/2013