2019年度 会話分析中級セッション
データセッションと論文作成

重要なお知らせ



時間: 金曜日 14時10分から16時
教室: Bゼミ
担当:  西阪 仰
E-mail: augnish(α)chiba-u.jp

テーマについて

この授業は,会話の構造を捉えるための基礎訓練の前半を終えた者のためのセッションである.実際にデータを自分で集め,そこから論じるべき「現象」を探し出し、そのコレクションを作り,分析し,そして最終的に論文執筆につなげていくことを目指す.

後期は、いわゆる「エスノメソドロジー」に方向づけられた相互行為分析の基本的な構えにもとづき、いわゆる会話分析のデータセッション(実際の会話データをみんなで詳細に分析するセッション)を行なう。それにより、分析の技術を磨くことを目指す。また、また随時,受講者自身の研究について検討する.

第1週

テーマ1: オリエンテーション

テーマ2: データセッション(重なり)

課題: 重なりコレクションに関する観察[次週まで]

重なりを含む事例のコレクションから、複数の事例について語れること(類似、差異など、なんでも)を考える。

第2週

テーマ: コレクションワーク(重なり)

各自が観察したことを順番に出し合い,議論する.

課題: 練習用トランスクリプト作成[次週まで]

第3週

テーマ: トランスクリプト・ワークショップ

聞き取った音声をどのように文字化するかを確認する.

第4週

テーマ : データセッション(順番構成)

multi-unit turnと呼ばれるものについて検討する.

課題: 順番構成コレクションに関する観察[次週まで]

multi-unit turnを含む事例のコレクションから、複数の事例について語れること(類似、差異など、なんでも)を考える。

第5週

テーマ: コレクションワーク(順番構成)

各自が観察したことを順番に出し合い,議論する.

第6週

テーマ: 研究発表

第7週

テーマ: データセッション: 行為連鎖の組織 1

1つの断片について、連鎖タイプにもとづく行為の組織を観察する。

第8週

テーマ: データセッション: 行為連鎖の組織 2

1つの会話断片について、行為の記述の可能性について考える。会話参加者が行なっていることについて、最も形式的なレベルから出発し、記述を重ねていく練習。

第9週

テーマ: 研究発表

課題: 修復コレクション1に関する観察[次週まで]

修復の行なわれるている事例のコレクションから、複数の事例について語れること(類似、差異など、なんでも)を考える。

第10週

テーマ: 修復コレクション1によるデータセッション

各自が観察したことを順番に出し合い,議論する.

課題: 修復コレクション2に関する観察[次週まで]

修復の行なわれるている事例のコレクションから、複数の事例について語れること(類似、差異など、なんでも)を考える。

第11週

テーマ: 修復コレクション2によるデータセッション

各自が観察したことを順番に出し合い,議論する.

第12週

テーマ: 研究発表

第13週

テーマ: データセッション: 行為連鎖の組織 3

1つの断片について非同意連鎖の開始から解決まで追う。

課題: 非同意コレクションに関する観察[次週まで]

非同意を含む事例のコレクションから、複数の事例について語れること(類似、差異など、なんでも)を考える。

第14週

テーマ: 非同意コレクションによるデータセッション